What is a healthy diet ?

大学院に通う管理栄養士が美味しい楽しい話をゆるゆると更新します。

明日は。。。

私の趣味はモータースポーツ観戦でもあります。

 

昔から車は好きだったんですが、最近は特に好きで、スーパーGT、全日本ラリー選手権にハマっています。

そして、明日は、ついに、新城ラリー!

もちろん見に行きますよ!

その模様はまた後日アップしますね。

ちなみに、スーパーGTも明日オートポリスで開催されます。

まさかのカルソニックがポールポジション!楽しみです!

 

今日は、何の話をしようかなと思ったのですが、管理栄養士らしくダイエットの話でも。

 

The most cause of weight gain is eating more food than your body needs.

すごく基本的な英語ですね。

体重増加の原因で最も多いのは、あなたの体が必要としているよりたくさん食べることである。

一言でいえばこれに尽きます。

もちろん医学的な不調により肥満が引き起こされるものもありますが、そうでないものがほとんどですね。

 

ダイエットはほとんどこの食べる量を減らすことで、体重を落とそうとしているのです。

 

ただ、注意点があって、痩せて、体の調子が悪くなるダイエットも数多く存在します。

 

例えば、私が最近本屋さんに行った時の事です。

様々なダイエット本がある中にこんな本がありました。

詳しくは言いませんが、ケトン体を増やして健康になろうという趣旨のものです。

全てを読んだわけではないので一概に否定はできませんが、ケトン体をむやみに増やす食生活は危険です。

 

ケトン体はどうしたら増えるのか。具体的には、糖質制限と絶食ですね。

脳のエネルギーとなるものは、糖質とケトン体のみです。

(もちろん優先順位は糖質(グルコース)が先です。)

 

ケトン体というのはアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸、アセトンの総称で、肝臓で脂肪酸由来のアセチルCoAによって作られます。(難しい話はこの辺にして。)

 

何が問題かといいますと、このケトン体が体内に増えると、ケトーシスという状態になります。

この状態は非常に危険で、場合によっては死を招くこともあるのです。

 

さて、その本には、ケトン体を増やす食生活は、痩せられて、頭がさえるとかいてありました。

もちろん、エネルギー制限をすれば痩せます。が、ケトン体を増やすことの有用性に関する医学的根拠はかなり乏しいですね。

ただ、一般の方がこの本をすべて信じたら危ないなって思うんです。

物事には必ず、裏の面がありますからね。

 

ちなみにケトン体を増やす事の有用性に関する医学的根拠が乏しいのにも理由があります。

この手の研究は殆ど倫理委員会を通りません。当たり前ですね、こんな危険性があるのですから。

 

ダイエットも多種多様になり、自分で取捨選択しなくてはいけない時代になった話でした。

なんか、文面が首尾一貫してませんね。すみません。

ではまた。