What is a healthy diet ?

大学院に通う管理栄養士が美味しい楽しい話をゆるゆると更新します。

久しぶりの更新です。

ほとんど見ている人はいないでしょうが、久しぶりの更新です。

何せ、国家試験、大学院入学などなど大忙しだったものですから、少しくらい許してください。。。なんて言い訳ですが(笑)

 

国家試験は無事に点数も大丈夫そうだし、大学院も慣れない環境ですが、入学してから10日経ちました。そろそろバイトを探さなければ、、、

 

せっかく管理栄養士もあり、大学院でさらに栄養学を勉強しようと思っているのですから、少しずつ栄養に関する話題を発信していこうかなと思います。

間違っていることもあるかもわかりませんがよろしくお願いいたします。

 

これから数回にわたってまずは肥満について書いていこうと思います。

 

現在、日本では3割程度の人が肥満であるといわれています。

美味しい食べ物が周りにたくさんあり、交通手段の発展により運動もしなくなり、デスクワークがメインになれば、おのずと肥満が増えてくるのは仕方ないのかもしれませんね。

 

なぜ、肥満が問題なのか。どうすればいいのか。

様々な意見が世の中を飛び回っていますが、せっかくなので正しい知識をつけてこの現代社会を健康的に生活してもらいたいと思います。

 

「何を食べたら太るのか」

皆さんは何を食べたら太ると思いますか?

多くの人は「油っぽいもの」、「甘いもの」等を想像すると思います。

食べ物や栄養素の違いによって太りやすいものがあるのでしょうか?

 

基本的に、体内でエネルギーとして利用できる栄養素は糖質、脂質、タンパク質の三つです。これらの栄養素1gあたりのエネルギーは以下のようになります。

 

糖質1g・・・約4キロカロリー

脂質1g・・・約9キロカロリー

タンパク質1g・・・約4キロカロリー

 

これを見ると、同じ重量を摂取した場合は脂質が最もエネルギーが多いということがわかります。つまり、知らず知らずのうちにエネルギー過剰になりやすい栄養素ということなんですね。一方で、脂質は1g当たりのエネルギー量が多く、他の栄養素よりも栄養補給をする際は少ない量で大きなエネルギーを得られるため、優れた栄養素である。という一面もあります。

 

それ以外にも、脂質は細胞膜を構成する上で非常に大事な役目をしています。ホルモンを作るのにも脂質は必要ですし、必須脂肪酸(体内で合成することができないため、食事から摂取しないといけない脂肪酸)が不足すると皮膚炎などを起こします。

 

つまり、太りやすいからと避けられがちな脂質にも、体内では非常に重要な役割があるというわけです。

 

今日言いたいことは、特定の栄養素を減らしての減量にはその栄養素が不足するリスクがあるということです。

健康になるためにダイエットをして健康を害してしまっては元も子もありません。

様々な情報が飛び交う中で、何を信じていいのかわからないかもしれませんが、栄養素を極端に制限するダイエットは良くないということだけは忘れないでくださいね。

 

それではまた、次回